税務調査の対応と相続

8月 18th, 2009

この時期に入ってくる税務調査は、新人の税務調査官の研修が終わって初の・・・・というケースがあるかもしれませんね。
個人に入ってくる税務調査(特に相続税に関するもの)の場合、たいてい顧問税理士がつきます。
というのも、相続税を納めるほどの相続とは、相続を受ける全体の5%程度のごくごく高額な相続を受けた人だけが課せられるものだから。
俗に言うごくごく限られた富裕層の方にのみ課せられるものなのです。

したがって、たいていの方は、税理士の方に申告などを一任しているのではないでしょうか。
だとすれば、税務調査の対応は、一任した税理士の方に任せておけばいいのです。
個人の方があえて前面に立って対応する必要はありません。
むしろ出しゃばると余計なことをしゃべってしまい、重箱の隅をつつかれるようなことになりますよ。

個人の趣味は何だったのか、などなど世間話をしているようで、税務調査官というのは、脱税しているのではないかと、眼光鋭くしているものです。

必要以上に口を固く閉ざす必要もありませんが、逆にベラベラと話しすぎるのもいけません。
「口は災いのもと」ですから。
寡黙な対応でいるのがいいでしょう。

また、事前の対応として、銀行の名前の入ったタオルやメモ帳などは目に見えるところから移動しておいた方がよいでしょう。
これもやはり税務調査官に、「申告している以上に遺産があるのではないか」と疑われる理由の一つになるからです。
相続税に関する税務調査とは、おおむね遺産を相続してから2年程度で入るものです。
まだまだ個人に対する心の整理がついていない方にとっては、非常識とも思える時期かもしれませんが、スムーズに終わらせるためにも、平常心を忘れない対応を心がけましょう。

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