対応の踏ん張りどころ

3月 10th, 2010

一日に行われる輪状の税務調査は早朝から始まり、夕刻に終了します。

このとき、税務調査官は、「帳簿を持ち帰りたい」といった趣旨のことを言ってきます。
事務所でいつまでも税務調査官にいてもらいたくない側としては、「どうぞ、どうぞ」と言って「やれやれ、今日はやっと帰ったか」といった対応をとっているようでは、あちらの思うつぼです。

「時間がかかってもいいから、ここで調べていってください」と言いましょう。
そうやすやすと帳簿類を持ち帰るといった対応を取っていると、反面調査の絶好の資料を提供することにつながりますので、極力持ち帰らせないような対応を取りましょう。

質問は誠意をもって対応しましょう。

質問に対してしぶしぶ対応しているようでは、税務調査官から疑いの目を向けられるだけ。

質問の対応になれずに言葉に詰まっているのか、何かを隠そうとして質問の対応に詰まっているのかは、すぐに分かります。

質問の対応に慣れていないから出来るだけ早く税務調査官に帰ってほしいと、帳簿を持ち帰ることに快諾せず、「どうぞここで調べてください。対応に不慣れですが、質問にもしっかりお答えします」といったことを言えるようになるといいでしょう。

帳簿等を持ち帰らせるということは、宿題を持たせるようなこと。
じっくりとあちらで調べられてしまいます。

それなら自分たちの目の前で調べてもらったほうが得策なのです。
精神的には多少苦痛かもしれませんが、反面資料を作られ、徹底的に調べられるよりはましなので、踏ん張りましょう。

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