Archive for the '対応方法' Category

準備段階の対応が税務調査を左右する

火曜日, 7月 14th, 2009

税務調査の対応は、当日ではなく、事前の準備で大方決まるとも言われています。
と言うのも、やはり普段からの税務処理などは勿論のこと、伝票や元帳などに何かしら印をつけていること、あるのではないでしょうか。

あとで、見返そうと思っているからではないでしょうか?
営業所で経理を担当している人であれば、後で本社の経理部長などに見てもらうために、その場でどう処理してよいか分からず、“とりあえず”処理をして、あとでじっくり処理しなおそうと思っていながら、すっかり忘れ去っていたところ。
そういった部分の目印を残したままにしておかず、時間があるのであれば、適切な処理をしておくことも、大切な対応方法といえるのではないでしょうか。

目印は、あるだけで税務署の目に留まります。

なければスルーされていたかもしれないところを、あえて目印をつけて「ここは怪しいですよ」と触れているようなものです。
ですから、税務調査が入ると分かった段階で、そのような目印や付箋などは外しておきましょう。

これは最も初歩的なことであり、大切な対応の一つになります。
すぐにでも取り掛かることが出来、有効な対応策なので、ぜいむ調査が入ると分かったら、真っ先に行っておいてください。

税務調査を経験したことのある人なら、事前にどのような対応をとって準備していくのが効率的かつ有効的か段取りが分かってくると思います。
また、顧問税理士の方に事前の対応方法の指示を仰ぐことも大切です。

税務調査は事前準備で50%以上が決まるとも言われています。
貴方の伝票に付箋はついていませんか?

税務署も対応に努めている

火曜日, 6月 16th, 2009

パチスロ業界で長く君臨している機種「新世紀エヴァンゲリオン」のプログラム開発のソフト会社が税務調査の結果1億1千万円の脱税をしていたとして東京国税局が横浜地検に告発したことが発覚しました。

最近不況になってきたあおりを受け、パチンコ業界でもその不況の波が押し寄せつつある中、この「新世紀エヴァンゲリオン」の導入によって、パチスロから遠ざかっていた客脚を呼び戻すことに貢献した人気の機種と言われているようです。

私自身も夜中に何度かこのアニメを見たことがありますが、独特の世界をもつアニメです。
このアニメが好きな世代をターゲットに、また多彩なゲーム展開でスロッター達を飽きさせないゲーム性から幅広い年齢層から支持され、そのプログラム構成の素晴らしさがパチスロ雑誌でも絶賛されていたようですが、このようなことになり、パチスロファンもがっかりしていることでしょう。

所得隠しの経緯は、ソフト開発業務を委託した形にして経費を水増しするなどしていたようだ。

このようなプログラム関係の経費は形に見えないものが多いため、いたちごっこ状態になっているものが多いのではないだろうか。
いかにして所得を圧縮しようか考える側と、それをいかにして税務調査で発見していくかという側。

頭脳戦です。

社会で新手の業種で成功する事業所が出てくれば、このように税務調査の方法も柔軟に対応していかなくては、あの手この手で所得を隠してくる業者が後を絶たない。

私達が税務調査の対方法を考えている時も、税務署側も税務調査をどのように行っていけばよいかという対応に日夜努力しているのです。

前日の対応のおさらい

金曜日, 5月 15th, 2009

これまで税務調査の対応方法についていろいろ述べてきましたが、今回は、一社員の税務調査の対応の仕方についておさらいしていきましょう。

基本的には、税務調査は事前に連絡が入るものです。
顧問税理士がいるのであれば、そちらの方から税務調査が入る旨の連絡がきます。

それから税務調査ににいつきてもらうかの日程を決める対応がひつようとなってきます。

次に、税務調査当日に向けて準備をする対応を行います。
準備とは、納品書、請求書、帳簿など必要な書類を整理し、書類の漏れのないようにチェックする対応が必要となってきます。

次に必要なのが、担当者を決めておくことです。
これは、臨席する経理担当者だけではなく、調査時に書類の提出を求められた際にその書類を会社にコピーを残しておくための人員なども決めておく必要があるということです。
調査当日は、あわててしまい、そのような辞任の配置対応を忘れていると、あわててしまい、コピーを残しそこなってしまう恐れがあるからです。

このように調査前から対応が必要となってきます。

そして調査当日、基本的には社長や経理担当者と税理士が税務調査官と話をするといった対応をことになります。

従って他の社員が行うべき対応方法は、まず、必要最低限のもてなしとして、お茶だし程度でしょうか。
税務調査官は公務員ですし、ましてや賄賂と判断されそうな昼食等のもてなしは不要です。

この程度の税務調査の初歩的な対応方法を知っておけば、大丈夫かと思われます。

税務調査の対応のいろは<作戦会議>

水曜日, 2月 11th, 2009

税務調査をはじめて受けられる方はその対応で気になる一つが「昼食はどうしよう?」ということではないでしょうか。
他に「お茶は出してもいいの?」なんてことも気になる対応の仕方のランキング上位にくるのではないでしょうか。

結論から言うと、税務調査の対応で昼食を出すことはしてはいけない。お茶を出すことはしてもいい対応です。

これは国家公務員倫理法で禁止されていることなのですが、国家公務員は酒食等のもてなしを受けてはならないとされているのです。
従って昼食を出してもらうということは、禁止になってくるのです。
また、税務調査官は、税務調査をしている事業所を外出する昼食時に午後やそれ以降の作戦会議をしていることが多いようです。

ですから、お昼の用意をするという対応はしなくていいのです。
だからといって、税務調査間が外出している間に気を緩めるといっただらけた対応をしてはいけませんよ。
相手は作戦会議をしているのです。
こちら側も作戦会議といった対応を!!とは言いませんが、気を引き締めていてくださいね。
気が緩んでいる昼休み明けしょっぱなの会話時に口元が緩んで余計なことを口走る・・・なんて対応をしてしまった暁には、更にさかのぼった資料を要求してくる可能性大ですよ。

個人の事業主さんだったのですが、昼休み明けの雑談で、気が緩んで「レジを打たないときもある」なんて口走る対応をしたばっかりに、更にさかのぼって調べられ、随分絞られてしまって・・・・という話を聞いたことがありますよ。
税務調査が終わるそのときまで気を緩めることなく対応していってくださいね。

日常できる対応方法

火曜日, 11月 18th, 2008

今までは、税務調査が入るときの対応方法を主に述べてきましたが、今回は、日常で出来る税務調査の対応についてお話して以降と思います。

皆さんにとって、税務調査とは、実際に税務官が調べに来るときだけを連想しますよね。
確かに皆さんが、実際に税務調査を目の当たりにするのはこのときなのですが、税務署員にとって税務調査はその事前の調査であらかたすんでおり、実施で調べに来るときにはすでに重点的に調べることなどもうリサーチ済みと言ってもいいかもしれません。

従って、実際に皆さんが税務署の方と対応していることは、どれもこれも彼らにとってはとても有力な情報になってくるわけですね。
だからこそ、その場での対応が大切になってくるのですが・・・。

ここで知っておく必要があるのが、税務署の方が、事前に調べているということです。
これまでの売り上げ実績、納税額の推移、などなど、税務署で調べることの出来る資料は沢山あります。
その沢山の資料を調べ上げ、「おかしいぞ」と思うようなところを徹底的に調べにあなたの会社にやってくるのです。

ですから大切なのは、申告漏れの無いように常日頃から正しい納税をするための資料作成です。
帳簿をただしくつける、書類管理の徹底、などなど日常できる税務調査の対応方法は沢山あります。

日ごろの行いが税務調査の対応につながることを社員の方が意識しているとそうでないのとでは、いざというとき、大きく差が開いてくるのではないでしょうか。

また、顧問の税理士さんの口からそのようなことが対応につながることを言ってもらうと、社員の方も気が引き締まるかもしれませんね。

税務署が来る時期と対応

水曜日, 9月 17th, 2008

9月になり、税務署の方々は各会社へと赴き日中は税務署内ががらんとしている季節です。

税務調査は9月から急激に多くなってきますが、5・6月に行われるケースもあります。
そういった場合、その多くは比較的『叩いてもホコリが出ない』様な優秀な納税者(会社)のようです。
なぜなら、税務署の人事移動の時期は7月で、それまでに結果を報告しなくてはいけないので、5・6月に行われるものは、『シロ』が多いようです。
では何故そのようなところをあえて選んでくるかというと、税務署員だって“ノルマ”があるからです。
実施を行う数もノルマが課せられているので、その底上げのために優良な会社をあえて選んでくる場合もあるということです。

従って、税務署の『決算期』近くに連絡があった場合は『うちは優秀なんだ』と思って、リラックスして対応してもいいのではないでしょうか。
だからといって油断していたら、何があるか分かりません。
日頃から正しい納税をしているという毅然とした対応で臨みましょう。

また、この時期に税務署から連絡がないとホット気を許してしまいがちですが、毎日の積み重ねが大切ですので、しっかりと管理を行い、節税すべきところは節税していきましょう。

税務調査対応のいろは<終了後の対応>

木曜日, 7月 10th, 2008

税務調査の、申告に誤りがあったと税務署員が認識した場合には、修正申告の慫慂(すすめること)をしてきます。
この時、申告のどこがどう違うのか修正の理由を明らかにさせることがたいせつです。
税務署員には「調査内容を納税者が納得するように説明し、これを契機に納税者が税務知識を深め、更に進んで将来にわたる適正な申告と納税を続けるように指導していくことに努めなければならない」(税務運営方針)とゆう調査結果の説明義務が課せられているので、納得のいくまで説明を受けるといった対応が必要です。

修正申告を強要する際、納税者の自宅や事務所・店舗に来ないで、納税者を税務署に呼びつけることが多くなってきていますが、これに対応するべきではないのではないでしょうか。
修正申告とは納税者自らが申告の誤りを認め進んでおこなう行為であって、強要すること自体が行政手続法に違反しているのです。
また、修正申告に応じた場合は、不服申立てなど権利救済を受けられないので、気を付けてください。

税務調査対応のいろは <実施調査の対応(臨場)>

水曜日, 6月 11th, 2008

調査当日の対応の一つとして、仲間の立会いを求め、税務署員の密室での犯罪防止や違法・不当なことをさせないように監視してください。
残念なことに、立会人のいない場合では、勝手に机や引き出し、寝室、子供や従業員の私物まで調べたあげく、5年も7年もさかのぼった不当な修正申告を強要している事例が広がっているのです。

税務署員は「税理士法に抵触するおそれがある」「公務員の守秘義務が守れない」などを立会い拒否の理由にしていますが、その根拠はどこにもないのです。
毅然とした態度で断る対応をしましょう。

1972年静岡地裁判決、1993年春日裁判・東京高裁判決、1996年丸田裁判・東京高裁判決、2000年2月北村裁判・京都地裁判決で示されているように納税者自らの権利として税務署員に立会いを求めることは違法ではありません。
 
また、税務署員とのやり取りを克明に記録するという対応をとることも大切です。
なぜなら、税務署の不当な調べに対する不服申立てや税金裁判の時の重要な証拠となるからです。
必ず税務署員の言動や質疑の内容を細かくメモするようにしましょう。その際、日時や場所はもちろん、その日の天気や部屋の間取りと税務署員の位置関係も克明に記録し、カメラやテープレコーダーの準備もして対応した方がより良いでしょう。

また、消費税の課税業者においては、立会いを口実に、税務署が仕入れにかかる消費税分の控除を認めない不当な攻撃に出るばあいがあります。
日常から自主計算をおこなうなど、仕入れ税額控除を否認するスキをあたえない対応をとるよう気をつけることが必要でしょう。

税務調査対応のいろは <実施調査の対応>

木曜日, 5月 1st, 2008

実地調査とは、その名のとおり、実際に会社に訪問して調査を行うことです。
ここで納税者の方は実際に税務署の方に対応しなくてはなりません。
通常は、事前に会社(顧問税理士がいる場合には、原則顧問税理士)の方に連絡が入り、日程を調整したうえで調査に入ることとなります。

実地調査にも、いくつか種類があり、
●一般調査
●反面調査
●特別調査
●特殊調査
等があります。

●一般調査は
会社に訪問して、社長や経理担当者に質問を行い、帳簿書類をチェックして、現物確認等を行うことです。
実地調査のほとんどがこれに位置づけられます。
但し、以前お話したように、現金商売を行っている業種等は事前の通知も無く行われる、現況調査の可能性が高いです。

●反面調査
取引先や銀行などで調べ、会社の処理との整合性の有無や不正の有無等の確認を行います。
また、その会社の調査自体が実は他の会社の反面調査という可能性も有り得ます。
取引先に迷惑をかけないためにも、日頃から正しい税務処理をしましょう。

●特別調査
申告に不備が多い場合や不正が見込まれる場合に細部にわたり行われます。
税務署では特別国税調査官が、国税局では資料調査課が担当します。

したがって、もしこれらの役職の方が訪問してきた場合には、気を引き締めて対応する必要があるとゆうことです。

税務調査対応のいろは <現金商売の方の対応>

金曜日, 3月 28th, 2008

税務調査は、基本的には事前に電話連絡があり、日程を話し合った上で税務署の方に来てもらうことになりますが、現金商売をしている場合は、上記の手順が踏まれないことがあります。

税務調査が現金商売の会社へ何の前触れもなく訪れ、現金残高のチェックをしたいと言ってくる場合があります。
税務署側からすると、「現金商売の場合事前に知らせてしまうと、会社の現金残高を調整されてしまう」と懸念するようなのです。
言い換えると、現金商売の場合、売上の請求・入金が請求書・預金通帳で跡付けできないため、突然訪問して現金残高と売上高との照合をするということのようです。

理屈は解っても、訪問された事業者の方々は驚かれてしまうでしょう。
飲食店など現金商売を営んでおられる方は、税務署の税務官が突然訪ねてきても、慌てず騒がず落ち着くといって対応をしてください。
怪しい行動をとると、税務署の方に変に疑われかねません。